2009年08月31日

9/5(土)増澤明希子ピアノレクチャーシリーズ最終回

四回シリーズで開催してきました、ピアノレクチャーシリーズ<増澤明希子「ピアノの喜・怒・哀・楽」シリーズ>も、いよいよ今週末の開催で最終回を迎えることになりました。
みなさま、ふるって、ご来場いただけますよう、お待ちしております!!


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カノン工房「お話と演奏」シリーズ
増澤明希子「ピアノの喜・怒・哀・楽」シリーズ最終回

「名曲&アンコール演奏会」


<シリーズアンコール曲>

当日のお楽しみ!! 

<名曲の調べ>
ショパン:幻想即興曲
シューマン:トロイメライ
ビュッシー:夢リスト:愛の夢 第3番
ショパン:ノクターン 第2番
ショパン:英雄ポロネーズ 

増澤明希子<プロフィール>
東京音楽大学および尚美学園ディプロマコース卒業。ロゼ・ピアノコンクール'99一般の部A第2位。2002・03年サン・マロー夏期講習会(フランス)、2004年ショプロン・ピアノアカデミー(ハンガリー)に参加。各種演奏会、マスタークラス、ハンガリー・エステルハージ宮殿におけるファイナルコンサート等に出演。2005年ポーランド・クラクフ室内管弦楽団とショパンのピアノ協奏曲第2番を共演。2007年ポーランド冬期講習会に参加。同年杉並公会堂小ホールにてリサイタルを開催。これまでに、吉岡優子、玉置善巳、関根有子、梅根恵、堀江孝子、松浦豊明の各氏に師事。ソロおよび室内楽奏者として活躍。後進の指導も行っている。 

開演/9月5日(土) 14時30分・・・開場14時

入場料金/大人2000円  60歳以上1500円  高校生以下1000円
【ご来場2回目の方は、入場料金を1割引とさせていただきます】
未就学児のご入場はご遠慮願います。



企画/増澤明希子

会場/国立楽器音楽の森コンサートフロア(国立楽器北口本店2F)
最寄り駅:JR中央線「国立」駅北口より徒歩2分
186-0001 東京都国立市北1-4-3 TEL:042-573-1111 FAX:042-572-4508 

ご予約・お問い合わせ・主催/カノン工房 office@atelier-canon.jp  t/03-5917-4355  f/03-5917-4356
カノン工房・・・http://www.atelier-canon.jp/
1710021 豊島区西池袋4-21-17-105
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2009年06月28日

今週末と8月/カノンが応援する4つの企画

みなさん。おはようございます。

カノン工房が応援している/カノン工房が参加している公演のご案内をさせていただきます。
残念ながら、7/4は立ち会えませんが、7/5スクエア、8/1余市、8/8逗子でお待ちしています!
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【その1】
7月4日(土)
足利市立美術館「ラウル・デフュー」展にて
「小川水素ダンスパフォーマンス 〜カーニヴァル・曲線・リズム〜」上演
13:30/14:30

9月28日、日暮里d倉庫で、パフォーマンス公演を開催いたします!

小川水素公式ブログ「小川水素 & Homage to [a] Life」
http://blog.goo.ne.jp/suisoogawa

カノン工房ユーテューブサイトユーテューブサイトにてパフォーマンス作品「Grid」
公開中!


【その2】
7月5日(日)
音楽の複数次元2009
コーネリアス・カーデュー〜大学と論文

◎プログラム(すべて作曲:コーネリアス・カーデュー)
"The Great Learning"(大学)からパラグラフ4、パラグラフ7
有馬純寿、河合拓始、久保田翠(キーボード、声)
足立智美、あっこ、荒井真一、池田拓実、今井和雄、太田収紀、
小笠原真美、がっきぃ、加藤チャーリー千晴、カン・ユージン、木下毅人、
佐藤菜穂子、佐藤佑樹、しばてつ、島田圭子、鈴木光介、鈴木悦久、
砂川佳代子、関恵美子、関根麻郎、竹田賢一、千原ソウヤ、中村ゆい、
中村亮一、中保佐和子、南波冴、日高和子、深澤倫子、藤村匠、MAYA、
水林充、三宅ヤスコ、Mujika Easel、山本泰輔、横手亜梨沙、米本篤、
渡辺タケシ(声、打楽器)

"Treatise"(論文)
足立智美(声、エレクトロニクス、自作楽器)、池田拓実(コンピュータ)、
鈴木悦久(打楽器)、田中悠美子(三味線、声)

(名前は五十音順)※出演者は変更になる可能性があります。
◎日程:2009年7月5日(日)18:00開演(17:30開場)
◎会場:アサヒ・アートスクエア(浅草)
http://arts-npo.org/aas/
◎予約2500円、当日2800円 全席自由
◎予約・お問合せ:ナヤ・コレクティブ
nayac@mc.point.ne.jp
予約ご希望の方は、メールにて、件名を「カーデュー予約」として、
以下の項目をご記入のうえお送りください。折り返しご連絡いたします。
 お名前
 ご住所
 電話番号
 チケット枚数
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
発行:有限会社ナヤ・コレクティブ
nayac@mc.point.ne.jp


【その3】
8月1日(土)
「ふるさとに響け! 谷めぐみ 心の歌コンサート」
ピアノ/高尾桂子

開演/8月1日(土) 16時・・・開場15時30分
会場/ホテル水明閣大ホール(北海道・余市町)
全席自由/大人2000円 高校生以下1000円

今年は、北海道の余市で、素敵な歌声と、美味しい食事と、のどかな風景に包まれて
過ごす、思い出深いバカンスができそうですね!

詳細・お問い合わせは、下記HPからメールでどうぞ!
http://www.e-yakushiyo.net/Tani_Recital_Yoichi.htm

谷めぐみのブログ「谷めぐみ〜スペインの心を歌う〜>」
http://megumitani.exblog.jp/

10/17(土)に東京白寿ホールにてリサイタルを開催。
第19回リサイタル「谷 めぐみが歌う 魅惑のスペイン〜なんと哀しく なんと愛しく
〜」
Soprano: 谷 めぐみ
Piano: 高尾 桂子
開演:10月17日(土) 14時・・・開場13時30分
会場:白寿ホール 
全席自由:前売り4,500円  当日5,000円
チケットお申し込み/カノン工房


【その4】
8月8日(土)
「大島莉紗ヴァイオリン・プチリサイタル in逗子」
ヴァイオリン/大島莉紗
ピアノ/浦壁信二
 
開演/8月8日(土)15時・・・開場14時30分
会場/日本キリスト教団逗子教会
全席自由/2500円
定員/100名
ご予約お申し込み・問い合わせ/カノン工房

大島莉紗のブログ「パリ・オペラ座からの便り」
http://lisaoshima.exblog.jp/

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カノン工房から、いつの時代にも大切な、元気と笑顔と勇気をくれる芸術支援に関す
るご提案です。


 <その1>
若手音楽家や現代音楽の公演、コンテンポラリーダンサーの公演など、これからの活
躍が期待される意欲的な若手芸術家の公演を協働でご支援いただける個人・団体・企
業のみなさまを募集いたします・・・公演制作費を数人・数社でご支援いただき、入
場料収入を環境保護団体に寄付する、芸術振興と環境保護をめざす公演をご提案・コー
ディネイトいたします。
<その2>
コンサートホールのステージマネジメント、ホールマネジメントに、カノン工房のノ
ウハウを活用しませんか。アドバイザーとしてご協力いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
よろしくお願いいたします。

鈴木英生

posted by カノン at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年06月12日

ご提案

その1,若手音楽家や現代音楽の公演、コンテンポラリーダンサーの公演など、これからの活躍が期待される芸術家の公演を協働でご支援いただける個人・団体・企業のみなさまを募集いたします・・・公演制作費を数人・数社でご支援いただき、入場料収入を環境保護団体に寄付する、芸術振興と環境保護をめざす公演を開催していきます。


その2,コンサートホールのステージマネジメント、ホールマネジメントに、カノン工房のノウハウを活用しませんか。アドバイザーとしてご協力いたします。


お問い合わせは、お気軽に!
カノン工房の芸術・環境支援活動です。
posted by カノン at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

突然ですが。

カノン工房は、コンサート/公演は出演者と制作スタッフのチーム作業だと考えております。

たとえば、受託事業の場合、料金体系も画一的な仕様ではなく、なにをどれだけ、どなたが担当するのか、コンサートのコンセプトをどう作り上げていくのか、それをチラシデザインにどう反映させ、どのぐらいのチラシを刷り、どこに撒くのか、次のコンサートの開催につながる布石をどのように打つのか打たないのか、当日のステージ裏と受付スタッフとの連携をどうとるのか等、演目、出演者、出演者の人数、実演時間、会場の大きさ、動線の問題、開催時期などによって、それぞれのコンサート/公演ごとに、それぞれ違った対策/対応が必要になるのではないかと考えています。
ですから、お問い合わせをいただく際には、いままでコンサートを開催されてきた結果のご意見や、現状、コンサート開催の意図なども教えていただけましたら、ご相談の参考になりますので助かります。
ちなみに、カノン工房は舞台監督の会社として誕生しました。舞台監督/ステージマネジメントのみ、技術スタッフのみ、受付のみの業務も大歓迎です!!

posted by カノン at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年04月22日

カノン工房は、あなたの会社の社会貢献(芸術文化支援)室です!

企業は社会の一員として、何をなすべきか・・・カノン工房では、若き優秀な音楽家やダンサーたちが持つ創造力や表現力、十人十色の価値観=多様性等個性の素晴らしさを、公演にご来場いただいたみなさまに喜びや感動という形で発見していただき、芸術を媒介としたコミュニケーションが会場に、家庭に、会社に、地域社会に生まれ、豊かな人間関係が育まれていくことを願っています。
 
芸術はクラッシュ&ビルドです。古い価値観に捉われることなく、つねに新しいことに挑戦し続ける芸術家達の情熱や創造の楽しさは、社会の活力=人々の元気の源になると信じています。
 
芸術支援にご賛同いただけるのであれば、クローズド(顧客やお得意様向け)の演奏会等、営業企画の企画制作も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
 
posted by カノン at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年04月13日

1999年版「街に、アーツを呼ぼう。劇場プロジェクト」

街に、アーツを呼ぼう。

『劇場プロジェクト』

※アーツとは、Arts=演劇、パフォーマンス、ダンス、音楽、美術などの総称として使っています。
 
個人商店からできるメセナ活動。

文化事業を始めませんか。
 
 メセナ活動。そう聞けばほとんどの人は、大企業がたくさんのお金を使って芸術・文化を支援する活動、と思うでしょう。事実、そうした活動には莫大な資金が必要です。では、そうした資金がなければ、芸術や文化を支援することができないのでしょうか。答えは、ノー!です。わざわざ劇場や大ホールを借りて、有名なアーティストを呼ばなくてもできるメセナ活動が、あるのです。
 若い、才能あるアーティストは、自らが発表できる場ならどこでも、劇場や美術館にしてしまうチカラさえ持ち合わせています。しかし、裏を返せば、若く才能あるアーティストも、資金がなければ発表の場さえ得られない、という現実があるのです。ホールや展示場を借りるには高額な使用料が必要で、入場料収入があったとしても、その場へ使用料を支払ってしまうと、次の創作資金へ回すことさえできない。というより、使用料さえまかなえないケースが少なくありません。「アーティストはハングリーであれ」という言葉を否定するつもりはありません。でも、ハングリーを強いるばかりか、活動の場、発表の機会まで奪ってしまっては、アーティストがアーティストでいられなくなってしまいます。
 ここで提案するメセナ活動は、こうした若い才能あるアーティストが発表する場所を機会を与えること。その場所も、立派な劇場ではなく、あなたが持っているお店や工場、寮、保養所、お寺などの施設。つまり、すでにある施設を使い、サロンコンサートやダンスパフォーマンス、絵の展覧会、オブジェの展示、映画上映、ワークショップなどをしてはいかがですか、という提案です。

 
大規模メセナにはない、オリジナリティ。
 
 たとえば、国立劇場を使った公演、近代美術館を使った展覧会、武道館を使ったコンサート…。これらの文化事業は、お金さえ出せば誰でもできることかも知れません。しかし、ここで提案するメセナ活動は、あなたの会社や商店にしかできない、オリジナリティあるもの。それもそのはず、あなたが持っている施設を使って、その場所に合ったスタイルを考えながら、手づくりの公演や展示を行うからです。そこでしかできないこと、そこだからできることが、そこで実際に行われるのです。
 少人数の前で行うことにも意義があります。「客が芸を育てる」と言われます。才能ある若手アーティストは自らの技量や新しい解釈として作品を発表することで客の反応を感じ取り、次の作品の創作に活かしていきます。逆に「芸が客を育てる」とも言われますが、アーティストと観客との間で交わされる発見や感動といった交流が、アーティストを育て、地域に文化を根づかせることになるのではないでしょうか。しかし、これが可能なのは、せいぜい200人規模の会場まで。それ以上になると、反応を感じ取れる広さではありません。お金を出す会社や商店にとっても、想定するターゲットから外れることにもつながり、地域密着の活動からも外れかねません。
 地域がアーツを育て、アーツが地域を育てる…。地域に住む方々との交流や親睦が、あなたの商売の成長を支えたように。こうした相互の関係が大切であることは、あなたがこれまで商売を広めてきたなかで、幾度となく感じてきたことではないでしょうか。そんなあなたの経験や実感は、アーティストを「育てる」文化事業・メセナ活動になくてはならないもの、に違いありません。

 
メセナ活動は商売に結びつくか?
 
 たとえ少額ではあっても、お金を持ち出す以上は、商売に何らかの利益をもたらさなければなりません。ダイレクトな収益があるかどうかは、実施する場所によって異なります。たとえば、レストランでコンサート付きランチを行えば集客につながる可能性はあります。ところが、ロビーに絵を展示しても利益を上げることはできません。
 では、お金を出す会社や商店にとっての利益とは何か。それは、直接の利益ではありませんが、自らをPRできることです。
 広告には、これまた莫大なお金がかかりますが、こうしたメセナ活動なら、限られた資金で実現が可能となります。しかも、若手アーティストを支援し、文化事業を行っている会社や商店として、一般の方々の脳裏に良いイメージを刷り込むことができます。
 また、広告や広報は、「広告・広報」であって、「狭告・狭報」ではありません。つまり、広く伝えることを目的としているので、必ずしもターゲットにピンポイントで訴求できるものではないのです。その点でも、こうしたメセナ活動なら、会社や商店がある地域・顧客に密着した訴求が行えるので、費用対効果は計り知れないものがあります。
 その場で直接収益に結びつかなくても、長い目で見れば、定期的に同一会場で公演などを開催することで、知名度を高め、観客というリピーターを獲得することが顧客(固定客)の増大につながる…。それが、ここで提案するメセナ活動。認知度は間違いなく高まり、お店や保養所などであれば稼働率もアップします。従業員の意識も、次第に大きく変わってくるに違いありません。

なぜイベントではなくメセナなのか?
 
 イベントやセールスプロモーションは直接的・間接的に売上に結びつける活動です。広い意味では、メセナ活動もこうした活動に含まれるのかも知れません。しかし、メセナ活動では、支援する対象を才能ある若手アーティストに限定します。地域に優れた文化を発進することを第一の目的とし、会社や商店への利益はあくまでも間接的なもの、長期的なものと考えるようにします。
 利益が間接的・長期的、あるいは希望的なものであっても、アーティストが育っていけば、会社や商店にとってのメリットは大きくなります。そこから育った、そこで育ててもらった、というプロフィールがアーティストに付いて回るからです。継続して行えば行うほど、プロフィールにおける意味合いも大きくなります。支援したという事実が、アーティストとともに一人歩きしていくのです。これも、イベントやセールスプロモーションとの決定的な違い。メセナ活動を行う意義といってもいいでしょう。

 
提案するメセナ活動による収支見込みの例。
 
 収入)入場料、お店ならば飲食等の代金、宿泊施設ならば宿泊代金 など。
 支出)アーティストのギャランティ、運営費(チラシ制作費、広報活動費、舞台等制作費)、原価・実費(飲食や宿泊などに関わる費用) など。
 入場料の設定、ギャランティの交渉などには、収益を目的としたイベントプロモーターではなく、メセナ活動に理解と実績のあるプロデュース会社が必要となります。収入と支出のバランス・配分などは、プロデュース会社との交渉によって決められます。

 
メセナ活動のサポートに実績あるカノン工房がプロデュース。
 
 最小限の出費で行うメセナ活動。それにはちょっとしたノウハウが必要です。カノン工房は、企業メセナ活動や公共施設での文化事業のサポートに実績あるプロデュースカンパニーです。いわゆる大掛かりなメセナ活動の良いところと悪いところを知り尽くしています。そのエキスを、ここで紹介するメセナ活動に活用します。
 また、インターネット上で公開している公演情報HP「アーツカレンダー」(http://www.arts-calendar.co.jp/) の運営(編集・発信)に参加しているので、芸術や公演に高い意識を持つ人たちを中心とする広報活動が可能。チラシやポスター、プログラムなども自ら制作・配付することで、地域を絞り込んだ広報活動も可能です。さらに、同時にいくつかのメセナ活動を企画・プロデュースしていくので、あなたの会社や商店がこうしたメセナ活動を行っていることが、他のメセナ活動による広報媒体にも掲載されます。
 こうしたメセナ活動の実施にあたっては、最小限とは言えお金のからむ問題ですから、企画の段階からいろいろと相談しながら進めていく必要があります。こうした活動の主旨に賛同いただき、いくらかでも興味を持たれましたら、なんなりとお問い合わせください。

 
会場スペースがなくてもできます。
 
 ここまで提案してきたのは、自らのお店や工場、寮、保養所などを使って行うメセナ活動。しかし、そうしたスペースを持っていなくても、同様なメセナ活動を行うことは可能です。
 たとえば、老人ホーム、駅構内、スーパー、公共施設などのロビー…。会場には、こうした無料で提供してくれるスペースを利用。あなたの会社や商店が主催(あるいは、後援、協賛、広告掲載など)することによって、才能ある若手アーティストに発表の場を与えることができます。これも、ひとつのメセナ活動。もちろん、公演チラシやプログラム、前出のHP「アーツカレンダー」など公演を告知するすべての媒体に、あなたの会社や商店が主催(あるいは、後援、協賛、広告掲載など)していることが掲載されます。
 

「老人ホーム アーツ・プロジェクト」支援のお願い
 
 最近、高齢者に対する福祉や介護の問題などが大きく扱われている紙・誌面を見かけることが多くなりましたが、老人ホームでも深刻な事態を迎えています。それは行政からの補助金のカットです。不況下における緊縮予算の影響をもろに受けた形ですが、この補助金カットが、民謡教室や陶芸教室などいわゆる「目的のある時間」の開催を困難にしています。お年寄りによる、お年寄りのための教室。時間と体力、玄人はだしの趣味をもつ、お年寄りや主婦の方たちによるボランティアでの運営を余儀なくされている現状で、はたして良いのでしょうか。
 お年寄りを保護し慈しみながらも、いきがいや意欲、情熱といった感情を奮い起こさせて目標ややりがいを提示してあげること。お年寄りに「元気の素を届ける」ことも福祉ではないでしょうか。
 そこで、従来行なわれてきた高齢者向けプログラムをさらに発展させ、伸び盛りの若手アーティスト(音楽家や陶芸家、美術家など)が老人ホームを発表の場として活用。利用者のお孫さんたちや地域の住民の人たちにも、美術展を見にきてもらったり、コンサートを一緒に聴いてもらうという企画。たとえば、美術の制作過程を公開し美術家とお年寄りが一緒になって創作する、音楽家とお年寄りが一緒に作曲したり演奏したり…。いわば老人参加型の作品づくりを行ない、子供たちに見てもらうスタイル。ぜひ実現したいプログラムのひとつです。
 老若男女別なく、アーツを介して交流する場が生み出す、豊かな時間。こうしたアーツ・プロジェクトの実施が、お年寄りにはいきがいや新鮮な感動、喜び、楽しい会話を、若手アーティストには、既存のホールなどでは味わえない新たな刺激をもらたし、明日への希望を育むこととなるでしょう。さらに、観客として参加する若者や地元の人たちには高齢化社会が直面しているさまざまな問題を自身の問題として受け止める良い機会となるに違いありません。
 このアーツ・プロジェクトの運営費は、企業・財団・個人の方々からのカンパあるいは公演チラシへの広告出稿・媒体費などで賄いたいと考えています。ご支援いただける方々は高齢者問題を真剣に考え、老人福祉に寄与し、さらには若手アーティストに発表の場を創り出し芸術育成を支援するメセナ企業・団体・個人として高く評価されることと確信します。

 
作成/カノン工房
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協働メセナ(芸術文化支援による社会貢献)のご提案

思えば、今から10年前。1999年に「街にアーツを呼ぼう! 劇場プロジェクト」をカノン工房が提案した頃は、小さな一私企業が利潤を追求せず芸術支援を事業化しようというのは、うさんくさい、裏があるのでは? といわれ、2000年12月にNPO法人を組織しこの「街とアーツ」の関係/考え方を日本全国に提唱していこうと志したものですが、ひとりではなんともならず、食べていくのもままならず・・・いまは全国各地でさまざまなアーツ系NPOが活動し、全国のアーツ系NPOをネットワークした組織「アートNPOリンク」も誕生しています。
 
さて現在、企業メセナ協議会の準会員にさせていただいているカノン工房として、協働して芸術支援システムを構築していくため、この「街にアーツを呼ぼう! 劇場プロジェクト」のリクリエイトをめざし、たとえば、ランニングコストは施設(コンサートホールや劇場、蔵、倉庫、空き店舗など)をお持ちの企業・個人の方にご負担いただき、この施設の利用料金をもとにカノン工房が施設運営をしていく、といった案をご提案させていただきたいと思っています。
ご興味のある方はお気軽にお声掛けいただけましたら幸いです。
1999年版「街にアーツを呼ぼう! 劇場プロジェクト」は、次のブログでご紹介させていただきます。
posted by カノン at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年04月11日

4/19(日)チケット割引情報!!

4/19(日) 、四谷コア石響にて上演される『石響の縁側で〜音と言葉で綴る、これからの昔話』のチケット<一般3,000円 学生2,500円 小学生以下1,000円>を、それぞれ、500円引にてご優待させていただきます!
 

 
ご希望の方は、件名を「【石響の縁側で】チケット割引」とし、下記をご明記の上、カノン工房(office@atelier-canon.jp)までメールにてお申し込みください。

・お名前
・ご住所
・電話番号
・観覧ご希望公演 昼の部14時開演 夜の部17時開演のいずれか・・・開場は各30分前
・ご希望枚数

 


【演目】くまとやまねこ 作:湯本香樹実
    シュークリーム 作:小泉吉宏
    ネコとクラリネットふき 作:岡田淳 ほか
 
【出演】朗読 原洋子 阿南貴子 五十嵐信博 戸田都 西野愛子
    ヴァイオリン 廣川抄子
    クラリネット 鈴木生子
 
【会場】コア石響 新宿区若葉1-22-16 ASTYビルB1
        http://www.syakkyo.com/
 
【日時 4月19日(日) 2回公演 昼14:00開演の部 夜17:00開演の部 

【料金】一般3,000円 学生2,500円 小学生以下1,000円    
 
出演者のプロフィール等は以下のサイトでご覧いただけます。
http://www.atelier-canon.jp/engawa/



【チケットお申し込み・お問い合わせ】 
カノン工房 office@atelier-canon.jp
tel/03-5917-4355 (平日11時〜18時)
fax/03-5917-3456
http://www.atelier-canon.jp/

 
申込締切:4月17日(金)24時
posted by カノン at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年04月10日

明日11日は増澤さんのシリーズ3回目

4/11()は、増澤明希子ピアノレクチャーシリーズ「ピアノの喜・怒・哀・楽」3回目回「楽」<カーニバル・遊び>が、15時から始まります。会場は四谷のコア石響。カノン工房がカノンホールとしてお借りしていた、同じ会場です。レクチャーとしては今回がほぼ最終回。第4回目は会場を別会場に移し、総集編として、前3回のリクエスト&名曲特集として開催します。開催時期は8月末から9月上旬にかけてを予定していますが、会場とともに日時が確定しましたら、またご案内させていただきます。なお、増澤さんの演奏風景は、カノンのユーチューブサイトhttp://jp.youtube.com/user/AtelierCanonでご覧いただます! ご拝聴いただき、明日、会場にお越しいただけましたら幸いです。
お待ちしています!
posted by カノン at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和

2009年04月09日

ヤン・リツマWS開催中止のお詫び

カノン工房のホームページhttp://www.atelier-canon.jp/では、すでにお詫び申し上げておりますが、来たる6月に開催予定だったヤン・リツマダンスワークショップの開催を中止させていただくことになりました。このブログでもあらためてお詫び申し上げます。
原因は自立した事業予算を確保することができなかったことに尽きます。本当に申し訳ありません。
関係各位に深くお詫び申し上げます。
日本のダンス界の普及発展に欠かせないワークショップ(自作品のリメイクワークショップ)だと信じ、企画を進めてきたのですが、世界同時不況のおあり(? だと思います)を受け、大きな柱が一本倒れ、残る四本の柱も立つことなく・・・最後の最後まで開催の可能性を探ったのですが、講師の旅費宿泊費とギャラ、広報、公演スタッフの人件費などを賄える道筋をみつけることができませんでした。
僕は今年2月パリに行き、ヤンと本企画のコーディネーターであるダンサーの藤田一君にあって簡単な打ち合わせもしてきたのに・・・残念というか、悔しい思いでいっぱいです。
 
ワークショップ事業は、公演事業より事業収入の見込みは少なく、公的支援の後押しを受けないと成立しにくい事業だと思っているのですが、今後はWS参加者やお客様にもそれ相応のご負担をお願いして、海外から本当に呼びたい人をみんなで力をあわせて呼ぼう!という制作方式にしていかないと事業経費を捻出できないのではないかと思いました。
posted by カノン at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カノン日和